こんにちは。河合商事のアポインター、平山です。
前回の、
「凄いアポインターを目指せ♪ アポ姫が教えるテレアポのスゴ技! その①」
では、私の作業場(自宅)を公開させて頂きました。
今後は、実際にアポインターがどのようなお仕事なのか?という所を、
詳しくご紹介していきたいと思います。
その中で、【話し方のコツ】や【嫌われないための技】等もお話していきたいと思います。
是非最後まで読んでみて下さいね♪
◆アポインターから見た、コールシステム導入会社のメリット・デメリット
これから実際、架電を行う際に、皆さんと身近になるツールについてご説明します。
河合商事では、携帯電話を使って架電を行います。
他社では殆どがテレアポ用のシステムを導入し、パソコンで架電を行っているところが多いのではないかと思います。
システムが導入されていると、架電先の番号を入力せずに自動発信する【オートコール機能】
がついていたり話した会話が録音出来たりと、とても便利です。
コール件数も自然と多くなりますし、お給料にも反映されますね。
ただ一つ、デメリットを申し上げるとするならば、
システムの不具合で電話の音声が悪くなったり、電話がとぎれとぎれ・・・
実際にフリーズしてそのまま切れてしまったり、
アポイントの承諾を頂いたのに、そのような不具合でNGになってしまうと言うこともあります。
システムの不具合だけでなく、自宅のネット環境によっても電話の音声は悪くなります。
「音声が悪い」というのは、前回のブログでお伝えしたように、
アポインターにとっては致命的な事なのです。
環境が整っていれば、デメリットは無いに等しいと思われます。
私の場合は光通信で、ネット環境は悪くはないはずなのですが、
コロナ禍によるテレワークの急増で、一時サーバーがダウンしてしまうと言うこともありました。
その点、「安定した通話が保てる携帯電話を使う」と言うことは、非常に有難いと感じています。
◆気になる 一日の架電件数。
在宅アポインターのお給料は、架電件数によって変わってまいります。
一件につき単価がいくら、と決まっているところが殆どです。
私は複数社で在宅アポインターを致しましたが、単価は20円から100円と幅があります。
「稼げる方が有難い!」
誰もがそう考えると思います。
しかしながら重要なのは「コール単価」ではありません。
そのあたりは、在宅アポインターを目指す方にとって、
一番ご興味がある所だと思いますので、順に詳しくご説明していきたいと思います。
今私は、10時から17時の間で1時間休憩という、1日6時間の稼働でアポインターをさせて頂いております。
前日の夜に、翌日のアタックリストが配信されます。
一日のコール件数は90件から100件です。
他社でお仕事をさせて頂いていた時は、1時間のコール件数は35件。多い時は40件でした。
少なくとも、
「1時間、30件架電を目標にしてください」
と言われていました。
この数字に、とても重要な事実が隠されています!
この数字を、しっかり覚えていてくださいね♪
今、私が架電していて、1時間の平均架電数は15件ほどです。
アポイントや、資料請求を獲得した場合、ヒアリング項目が増えるので、コール件数はおのずと低くなります。
河合商事では、余程のことが無い限り、1時間に30件架電が出来てしまう、と言うことはあり得ません。
1時間に30件架電するとしたら、
と言うことになります。
私たちアポインターが、受付を突破し担当者に繋いでいただける確率は高くはありません。
だからこそ、いつなら繋がるのか?!
そのヒアリングを、受付の方との会話の中で、上手く引き出す必要があります。
その事を考えると、1件の架電が2分以内で終了することが立て続けにあるなんて・・・。
そのこと自体が、
「大いに問題アリ」
と言う状態なのです。受付の方と、
・丁寧に話す。
・信頼して頂き担当者名を教えていただく。
・更に担当者が社内にいる時間を教えていただく。
こういった会話の積み重ねが出来なければ、いつまでたってもアポイントが取れることはありません。
アポイントを取る、そしてその先には「商談・成約」という目的があります。
それを成し得ようとするなら、「数打ちゃ当たる」方式よりも、
厳選し抽出されたリストに架電し、緻密に設計されたスクリプトで会話をじっくり進める必要があります。
それを考えれば余程のことが無い限り、1時間に架電できる件数は・・・お分かりになりますよね?
◆「数打ちゃ当たる」は、嘘ではないが・・・。
実際に、他社でアポインターをしていた時に、
1時間に30件ペースで架電していた時の事です。
受付で、
「担当者は居ません」
と言われてしまうと、そこから深追いや、ヒアリングは殆どできませんでした。
架電内容の記録も、詳細に残すことが出来ず、
また、詳細に記入していたとしても、次回架電する際にオートコールで次々架電されるため、
履歴内容を確認できないまま、
前回のアポインターが話した内容と、全く同じことを相手に話す。
と言うことになります。
同じ社名を名乗る人間から、度々、同じ内容で営業電話が掛かってくる。
アナタが架電先の会社の受付だったとしたら、どう思いますか?
「あの時、こう話したじゃないか!いい加減にしてくれ!」
そう怒りたくなりませんか?
営業電話をかけて、受付の方に怒られる理由の一つとして、
「同じ内容の電話が何度も掛かってくる」
と言う声がとても多くあります。
これは上記の事が原因だと考えられます。
この手法でも、論理的にはコール件数が増えれば、それに比例しアポイントが獲得できる率は上がります。
しかしながら、このようなお仕事の仕方をしていたら、アポインターのメンタルも非常に消耗されます。
架電先の企業には、自社だけでなく、他社からもあらゆる営業電話がかかってきています。
「相手の営業時間にお邪魔させて頂く立場」
として、最低限のマナーは心得たいものです。
私たちがこの先アポインターとして存続していくためにも、ここは真剣に考えるべきところだと思います。
◆リストの無駄使いは、勿体ない!
「1時間に30件の架電目標」
と言うことが、悪いと言っているわけではありません。
ただし、もう一つ!
「それでは勿体ないのではないですか?!」
と、個人的に思うところがあります。
それは、
に繋がっているように思うからです。
リストに載っている企業様は、
となる可能性があります。
それであれば慎重に、大切に扱うべきです。
アプローチする時期はとても重要で、今はニーズが無くても、数か月先にお取引が成約すると言うことも多々あります。
ターゲットの絞り込みに注力している会社では、リストの量より質で勝負。
リストを無駄使いすることなく、かつ、アポインターの無駄な労力も軽減されます。
精度、質の高いリストにコールすれば、アポイント率も上がります。
アポイント率を上げるために、アポインターの技量を活かし必要なヒアリング、日々情報収集に注力する必要があります。
そうすることで、コール件数が低くてもアポイントが量産でき、
結果的にアポインターの負担も少なく、効率よく、生産性を上げることが実現します。
まとめ:自分がテレアポをするにあたって
今日は、アポインターが、一時間にどのくらいの目安で架電しているのか?
という所をご説明させて頂きました。
在宅アポインターをやってみたい!
そう思われている方は、どんな会社を選ぶべきなのか?という点も非常にご興味をお持ちなのではないかとおもいます。
在宅アポインターを募集している会社は、たくさんありますね。
私も、色んな会社を転々といたしましたが、
「クライアントのお役に立てているのか?」
「クライアントから支払われるお金に対して、疑問を持たず受け取れる仕事をしてるのか?」
この想いが、どこで働いてもつきまとっていました。
河合商事でお仕事させて頂いてからは、そういった気持ちを感じることなく、
正々堂々と、ただ一つの目標に向かってお仕事をさせて頂いています。
皆さんも、この会社はどうだろう?と悩んだときは、
クライアントの立場からの視点になって逆算して考えると、良いこたえがでるかもしれませんね♪
次回は、「実践でつかえる! 受付を味方につけるたった一言♪」をご紹介させて頂きます。
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