こんにちは!河合商事のアポインター、平山です。
皆さんは「自社の強み」、とは何だと思いますか?
「そりゃ、勿論●●ですよ♪」とか
「強いて言えば・・コレかなぁ・・・」とか
「あれこれ手広くやってるけど、一番の強みって何だろう?」って・・・
そう思う方も 中にはいるかも知れませんね。
この「自社の強み」が、「ユーザーから見た自社の強み」とイコールではない」ということが結構あります。
今日は
・提供したい価値
・ユーザーが求めている価値
がちがうと、どうなってしまうのか・・・?、と言うお話です♪
驚くほどズレている、会社とユーザーの想い。
「自分のことは、自分が一番知っている・・・。」
との認識に差があるケースも多く、自社の魅力を探すのも大変ですよね。
たとえば、次のような郵便局の場合ですと、窓口の対応で意外な魅力がありました。
愛されていた郵便局員
高齢者が多い街にあった郵便局のお話です。
窓口は2つしかなく、局内はいつも混雑気味でした。
入金、出金の手続きの利用が多かったので、ATMを増設したのですが・・・。
残念ながら不評に終わりました。
・・・一体なぜでしょう?
なぜなら、この郵便局を多く使っていたのは、ATM操作に不慣れなお年寄りだったからです。
こちらの郵便局は窓口の親切丁寧な対応が評判を呼び、利用客が多かったのが特徴でした。
しかしATMを増設したことで、
「入金、出金でしたらATMでどうぞ」
と促されるように感じてしまいます。
窓口で対応してほしかった利用客にとっては、魅力が半減してしまったんですね。
「接客応対が魅力で この郵便局を選んでいた」
と言う利用客が求めている価値に、事前に気がついていたら・・・。
ATM増設ではなく、「窓口の増設」を選べたはずです。
メリットの陰には必ずデメリットが
最近は、何に対しても効率的に進めるために、生産性をあげるためにと、
オンラインの導入や、便利なツールが当たり前の時代になりましたね。
順番待ちで大変な思いをしていた病院でも、オンライン予約が出来る所が増えてきました。
普段、オンラインと共存してる私たちにとって
「待ち時間なし」で診察を受けられる 「病院のオンライン予約」は非常に便利ですね。
一方で「整形外科」等のリハビリ施設がある病院では
導入したくない方針の病院も多いようです。
リハビリは、週に3~4回と、通院日数もかさむうえ、お年寄りの方が多いですね。
となると、オンライン予約制にしてしまうとどうなると思いますか?
携帯でサクサク予約を入れるお年寄りの姿って・・・想像できないですよね。
多少待ち時間があるものの、来院した順番に案内してくれる方が、
患者にとっては有難く「この病院を選んだ理由」の一つになっているのだと思います。
意外と盲点。ユーザーの本音・・
ユーザーが、何故それを選ぶのか?
その理由を知ることは非常に難しいと言われています。
なぜなら、ユーザーの本音と言うのは本人でも気付いていない、奥深くかくれた部分にあり、
無意識のうちに、自覚なく選んでいることも多いからです。
だからこそ「ユーザーの無意識」にアプローチし、リサーチやマーケティングを行うことは
非常に大切なことなんですね。
コスパで差別化を狙うべく、「良いものをより安く提供する」と言うことに
総力を挙げて注力したスーパーマーケットが調査を行った結果では
「駐車場が無料だから」
「夜遅くまで営業してるから」
と言う、全く狙いと違う所で、選ばれていたことがわかりました。
今後の自分たちが目指す方向性を明確にするためには、
まず自分のユーザーを知ることが大切です。
逆に言えば、
それを見誤ってしまうと「顧客離れ」に繋がってしまうと言うことですね。
テレアポで突き止めた♪ 真のターゲットとは
テレアポの生命線でもある「架電先リスト」は
この業界にニーズがあると、ターゲットを厳選して作られたものです。
それでも、稀に思うような成果が得られない場合もあります。
これも実は盲点で、
・提供したい価値
・ユーザーが求めている価値
にズレが生じていたことが原因なのです。
実はテレアポって良いとこ取り♪
テレアポはアポイントを取るだけではなく、マーケティングも兼ねています。
だからこそ、作業を進めながらも「ズレが生じていること」に気付くことが出来、
すぐに方向転換や、修正をすることが出来ます。
・どのようなPRが
・どこから攻めると刺さるのか
・どこにニーズがあるのか
情勢は流動的で、常に変化を続けています。
私たちが行うテレアポも、リアルな反応、生の声を拾いながら
常に変化に対応しながら進めていくものです。
このように柔軟性に富んだ作業が出来るのは、テレアポの特権だと私は思います。
以前務めていた会社でアポインターをしていた時の話ですが、クライアントの要望で 架電先とするターゲットは「不動産会社」でした。
しかし、まったくアポイントが取れないと言う事態に陥りました。
私たちは丁寧なヒアリングを重ねた結果、ターゲットを「不動産会社」から「ゴルフ場」に変えることで成果を収めることができました。
テレアポでわかる「商材を活かせる場所」
同じ商材でも「真のターゲット」に向けてPR出来なければ、活躍の場を失ってしまいます。
・本当にニーズがあるのはどこか?
・本当の顧客となるべきは誰か?
・「自社が提供したい価値」=「ユーザーが求めている価値」であるかどうか?
常に意識し 探求していく事が大事なんだなと改めて思いました。
その点で私たちが行っているテレアポは、まさに理に適った手法だと思いませんか?
アナログと言えばそうなのですが、「今 お客様が思っている本音」を聞き出せるのはテレアポの特権です。
まだまだ私たちがお役に立てることがきっとある。
そんな気がしています♪
今日のまとめ
今日お話したように、必ずしも
「提供したい価値」と「ユーザーが求めている価値」
が同じではないと言うこと。
メリットの陰には、いつもデメリットが存在すると言うこと。
ユーザーの本音を聞き出し、本当にニーズがある先をふるいにかけ、見つけることが大事ですね。
ユーザーの生の声が聴けるのは、テレアポの特権♪
本音を引き出すことは簡単なことではありませんが、丁寧なヒアリングを重ね、ユーザーの本音を
と思わせられたらチャンスです。ぜひ 試してみてくださいね。
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